五月の夜想曲
宮﨑智晴展 ― 五月の夜想曲 ―
2024年5月11日(土)~26日(日)
12:00-18:00 15日(水)22日(水)お休み・最終日17:00まで
【在廊】5/11(土) 5/12(日) 5/13(月)16時~ 5/19(日)
【トークイベント】5/19(日) 14:30~(30分程度)『ノクターンと私』『作品について』音楽がテーマの今展、宮﨑さんに様々にお話頂きます。〈終了〉
【ドレスコード】「ホルンのピアス、オーボエのブローチ、音符模様のシャツ、ギターピックの指輪・・・」など何でもOK!
音楽に関するアイテムを身に着けご来場頂きますと特製ハガキを1枚進呈いたします。〈終了〉
美しく荘厳な夜があれば
優しい友となる夜もある
花みどり星月夜の無言歌
わたしは心に手を当てる
この度、「夜想曲」をテーマにした展覧会を開催します。
W. べンヤミンの言葉を借りるならば、コンサートホールもパサージュのように内であり外であり昼であり夜となる。
音楽は時間軸、空間を飛び越え、心揺さぶり癒しもする直接的な表現手段の一つです。
国内外で取材した演奏家の素描や、幻想楽器、著名音楽家など「音楽」を下地として描いた細密水彩画、硝子画や
テンペラ画と古典絵画技法で描いた絵画を多数展示します。
作品から五月の夜風のような音楽を感じつつ、眼の清涼剤ともなれば幸いです。 宮﨑智晴
昨年、主に関西方面でご活躍の宮﨑さんをお招きし東京での初個展を弊ギャラリーで開催しました。
古典絵画に宿る質感とそれを形成するに至った職人技術をひな型として、自分自身の質感を日々追及している宮﨑さん。
一年後の個展は音楽をテーマとすることを決め、しかしながら緩やかでとらわれない作品の準備をお願いし今に至りました。
新緑の美しい五月。かぐわしいこの五月に、ノクターンが胸の奥に静かに満ち 響き渡るような作品展となることを想い
皆様をお迎えします。ぜひご高覧ください。
*今回もご自身が主宰する晴工房舎のレターセット等も並びます。どうぞお気軽にお立寄りください。
宮﨑智晴(美術家)
山口県宇部市出身、大阪府在住。
牛島義弘氏に師事しウィーン幻想派の技法を継承。