春雷の頃
春雷の頃
2024年4月20日(土)~29日(月) *24日(水)休
12:00-18:00(最終日17:00まで)
乙部亮 / ノグチカズミ
【在廊】 乙部さん 4/21(日) 4/29(月)
ノグチさん 4/20(土) 4/21(日) 4/28(日)
日本画の乙部亮さんは美大の院を修了後も金沢市にとどまり、金石(かないわ)という海岸沿いの景色に惹かれ描き続けています。
空、海、土、砂、草、低木。遠く広がる景色を一つの絵にして単調にならないのは、じっくりと暖かい目で見つめ
土地愛をもって表現しているからなのか、その場に立ちその景色を見て同じ風に吹かれているような穏やかな気持ちになります。
春の不安定な空の色や匂い、空気感を感じられる作品など 美しい風景画の展覧会。ルフトアルトでは2度目となります。
ぜひご高覧ください。
1995年 神奈川県生まれ
2019年 金沢美術工芸大学美術科日本画専攻 卒業
2021年 金沢美術工芸大学工芸研究科修士課程絵画コース日本画専攻 修了
ノグチカズミさんはガラス作家。パートドヴェール技法で主にうつわを制作しています。
皮革の縫製技術もあり長くカバン作家,HAKOYAとしても活躍していましたが、2024年からガラス制作に活動を一本化しました。
その作品は形はベーシックにして 白を基調に乳白の濃淡や、微かなマーブル模様のようなものもありニュアンスに富んでいます。
不均一な濃淡や色の流れが、春の霞がたなびくように揺らぎのある雰囲気をもたらし静謐に感じられます。
マットな質感と使いやすいサイズで、お皿は前菜やスイーツなど幅広く利用して頂けるでしょう。
多摩美術大学工芸学科ガラスコース研究科修了
乙部亮(日本画) otoberyo website